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PRESS

英会話スクールにおける視覚障害者への重大な差別的対応についての言及

[2017-11-13]

2017年11月13日

プレスリリース
報道関係者各位

キャンディーズインターナショナル株式会社
代表取締役 作家 石井宏幸

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 
視覚障害の全盲である石井宏幸(キャンディーズインターナショナル株式会社(東京都・豊島区) 代表取締役)は有限会社ソフトミリオンが運営する英会話スクール IHCWAYへの入校を希望したところ一方的に断られ、視覚障害者に対する大いなる差別的対応をされ、精神的苦痛を味わいましたのでここに糾弾したく存じます。
なお、本意見書は誹謗中傷にあらず、事実に基づいた石井宏幸が受けた体験を明記するものであります。

日本においてはグローバリズム、ダイバーシティーの推進が求められ、その先導役であるはずの英会話スクールが差別的対応をするというのは時代に逆行していると思わざるをえません。
この英会話スクールでは自宅から近くのカフェで授業がマンツーマンで受けられることもあり移動が困難な視覚障害者に対して非常に便利なサービスだと思っていました。また個人レッスンなので他の生徒様とのレベルの格差を気にしないでレッスンが受けられるというメリットがあったはずです。しかしそれら全てが偏見に基づきレッスンを受けることが叶いませんでした。
ここにソフトミリオン社から受けた障害者差別ならびに深刻な人権侵害が起こったやり取りの経緯を報告致します。慎重に経緯を再確認し、人権擁護を専門とする弁護士からこのような趣旨ならば公表しても差し支えないという趣旨の意見も頂いております。

1 ソフトミリオン社の運営する IHCWAYのホームページから入会に関する資料を送付して頂きました。

2 2017年11月1日にレッスンを受ける前に必要な入校面接を受けたく電話にて連絡をし、約7分間に渡り会話をしました。全盲の生徒の受け入れは初めてということで、小生から東京で過去マンツーマン英会話スクールに通っていた経験からパソコンで音声ソフトが使えてテキストなどをスキャンして読めること。テキストを使わないのならば新聞などからトピックを選び、ディスカッションをおこなってスムーズなレッスンをした経験を当方は紳士的態度で話致しましたが、先方からは特にこちらに学習方法のノウハウの話を質問することもなく、力なく「検討しメールをします」ということで小生の説明も不充分なまま短い電話が終わりました。

3 小生は2012年よりボストン大学付属英語専門学科に約1年、ドイツ・ミュンヘンに3ヶ月単身で留学した経験があるので視覚障害者の学習方法を説明しようとしましたが短い電話では細かい学習方法を説明出来ませんでした。入校面接にて充分にお話すれば解決策が提案出来たはずです。必要ならば英文での資料、英語の音声ソフトの紹介も出来たと思います。
もし説明する機会があればソフトミリオン社にとっても視覚障害者の学習方法のリソースの提供になりメリットが得られたのではないかと感じます。留学こそしたものの、英語のスキルが下がっているかと思い、日常英会話のコースを希望していました。

4 短い電話では説明が行き届かないと思い、メールにて説明をさせて下さいと依頼したところ、メールでの対応は一切しないという現代では考えられないナンセンスな対応でした。ソフトミリオン社は小生が入学資料を送付するに当たってこちらのメールアドレスは把握しています。資料、ホームページには電話以外メールを含めた連絡方法が記載されておらず、学習方法が掲載されているYouTubeなどのリンクを送ることも出来ません。
現代社会においてB to Cという関係でメールのやり取りが出来ないというのは時代錯誤甚だしいかと思います。

5 翌日11月2日にメールにて「検討した結果受け入れられない」という趣旨のメールを頂きました。何を検討したのかは書かれておらず、一方的な回答です。一日も経過しておらず、短い時間では何も検討しなかったのではないかと邪推してしまいます。
つまり「視覚障害者ということだけで入校は断る」という非常に人権を無視した対応を受けました。以降、精神的不安定になり、精神科から精神安定剤をもらっております。

6 視覚障害者というだけで入校はおろかレベルチェックを目的とする入学面接が出来ないことははなはだ遺憾です。視覚障害者への重大な差別であり偏見に満ちた対応かと存じます。
入校面接が叶った折には様々な情報交換が出来、レッスンの薦め方など話し合えたはずですが、その機会は一方的に拒絶されてしまいました。

7 この経緯を事実に基づいて小生のブログに掲載するとソフトミリオン社に連絡したところ、先方からブログにソフトミリオン社の社名やURLを掲載するのは業務妨害になり、そのような行動は一切許さないという趣旨の挑発的なコメントが返信されてきて、憤慨すると同時に言論の自由を踏みにじり、恫喝するようなコメントがメールにて送られてきました。この態度にも非常な憤りを感じます。

小生が視覚障害者の学習方法を説明する機会である入校面接、電話、メールでの説明が出来ず、一方的に視覚障害者だからというその一点だけで入校を拒否するのは、視覚障害者の人権を無視し、本国における障害者差別解消法ならびに社会的モラル、コンプライアンスにも反することは明白です。
また、ソフトミリオン社が視覚障害者への対応が難しいならばその理由を明記すべきです。ボストン大学や日本のマンツーマン英会話とは差異があり、レッスンを受けられない明確な回答、ならびに今回の対応における精神的苦痛に対して誠実な謝罪文を送ってくるのが通例かと思います。今回の対応については誠意に欠けるメールのコメントしか送られてきません。
視覚障害者へも平等のサービスをするはずの英会話スクールがこのような人権を無視した対応をするのは社会的に悪質ではないかと感じます。

今後この有限会社ソフトミリオンにおいて視覚障害者の皆様が同じような苦痛を味わうことがないよう、広く社会へ知って頂ければと思いここにご連絡致しました次第です。

このプレスリリースの他に弊社キャンディーズインターナショナルのブログに詳細な経緯を掲載しております。

また糾弾するだけではなく、弊社においても視覚障害者の学習方法や就労支援などを積極的に広報し、ダイバーシティが浸透する社会に寄与していく所存です。

なにとぞ、趣旨をご理解の上、記事掲載などご検討頂ければ幸いです。

敬 具

2017年11月13日
キャンディーズインターナショナル 代表・作家 石井宏幸
1972年4月20日生まれ 45歳
視力 全盲(17年前に失明)
元常陸コンサルティング・日本ブラインドサッカー協会元副理事長
ボストン大学付属英語専門学科修了
現キャンディーズインターナショナル代表取締役 作家
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨1-15-2アーバンハイツ巣鴨A棟306
電話: 090-3136-3213
E-mail:hiroyuki@candiesinternational.com
URL:http://candiesinternational.com/
 

 

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